カテゴリー: オクノトDIARY

ゆたかに暮らす

そして最近のわたしはというと、人生でもっとも早寝早起きな日々を過ごしています。

イスラエルでもクロアチアでも、京都でもNYでも、つまりこれまでの人生ほぼほぼ超夜型で、ベッドに入るのが午前2時3時なんて当たり前。下手すると仕事で徹夜も平気だった。

でも最近は5時!に、起きます。朝の、ですよ。寝るのは9時か10時。ええ、夜の、ですよ。おかげで体調は、良いですな。わー、田舎暮らしばんざーーーい。

で、よく、尋ねられる。なぜ日本で田舎暮らし?しかもなぜに能登?

それは、話をさかのぼって2008年。もう10年以上前、先進国で近代的なイスラエルから引っ越したのは、質素で素朴な東欧のクロアチア。そこでの日々の暮らしはイスラエル以上に自然との距離が近かった。

USJなどのテーマパークなど人工的な娯楽がないクロアチアでは、休みにはアドリア海で遊んだり山へハイキングに出かけたり、シンプルにベーシックに楽しかった。日々の食卓も、春には春の夏には夏の旬の野菜やフルーツが市場に並び、その時にだけあるものを美味しく食べる。だから、真冬に苺のショートケーキなんて、ない。だって、苺の季節じゃないんだもの。苺なんてないんだもの。でも、それはそれでよかった。春になって苺との再会を楽しみに待っていられたから。春の能登町で熟すのを待ちわびる赤崎いちごのように。

数年前、そんな外国暮らしから京都暮らしに戻り、でも良くも悪くも街の暮らしは人工的で。そこのどこかにずっと違和感があった。そうして思い切って街を出て、暖かい風に吹かれてたどり着いたところが能登だった。

家からは海が見え、風を感じ、空気を感じ、プラネタリウムのような星空が輝く。借りている畑に朝早く、野菜や花の手入れに行く。たくさん採れたらおすそ分けし、そのお返しにとまた頂き物をする。そうして人と自然とに「ありがとう」と思う。自分のちっぽけさを思う。

そしてここではコンビニやスーパーへは車がなければ行かれないし、それでも街のようになんでもいつでも手に入るわけでもなくて。でも、それはそれでいい。まるでかつてのクロアチアやイスラエルでの暮らしのようで。

人はほんのチョット、チョットだけ不便な方がいい。そうして考え、工夫し、感謝して、ゆたかな暮らしができてゆく。「ゆたかさ」と「物」は決してイコールではなくて。そんな思いで能登での日々の暮らしを大切にしています。

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once again דער מענטש טראַכט און גאָט לאַכט

ユダヤの言語、イディッシュ語の古い諺(ことわざ)に

דער מענטש טראַכט און גאָט לאַכט
(Der mentsh trakht un Got lakht)

というのがあります。

そのまま訳せば「人は計画し、神は笑う」。神との契約の民であるユダヤの諺なので「神」という言葉の存在が大きすぎて、なんだかわかるようなわからないよな。まあ、サクッと言えば「人生なんて思い通りになんて、ならない」。

わたしの人生も然り。思い通りになんてなるはずがなくて。むしろそうならないのが人生なのかと。それでも懲りずに、あーだこーだ、ああしよう、こうしよう、と生きているあいだ中、色々考えたり計画したりして過ごしてきました。で、えーーーっ!なんでやねん!みたいなことが起きて、ああ、やっぱりそう来たか。また神サマにしてやられたなと。人間の考えなんて本当にちっぽけで、自分ではどうにもならないような、もっともっと大きな何かが存在しているんではないかと思ったり。

まあ、そんなことを思いながら、能登生活も3年と半分になりました。海はいつも変わらず穏やかで美しく、のんびりゆったりした時間の中で過ごしています。と言いたいところですが、相変わらず神サマはいつも、チョッとだけイジワルで。次はどこにたどり着くのやら。

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CGじゃないのよ。

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あっという間に、2019年。こんな星空と海の町に暮らしはじめて、丸2年が過ぎました。

石川県の能登半島、その奥の奥、陸の孤島、奥能登。

のんびりと、ほとんど余生を楽しもうというつもりで奥能登に来たのに、光陰矢の如し、・・・学なり難し。またしても、ユダヤのことわざ「人は計画し、神はそれを笑い飛ばす」で、本当に目まぐるしく日々が過ぎて行きます。

きっと、

「休みたい?のんびりしたい?なにいうとんねん。ぷっ!」

ってな感じなんでしょうね。人生思うようになんて、いや、そういかないのが人生。だから面白い、と思うしかない。笑。

2019年の、

細やかなる変化①
ブログを書くこと。笑。ドイツに住むお友達に、もう書かないのかと問われ、そうやなあ、また書いてみるか、と思った次第。意外と単純。笑。

細やかなる変化②
オンとオフ。仕事と休みをちゃんと区別すること。家での仕事だとどうしても24時間、いつでも仕事、みたいになるので、今年はそうないように。そうしたらブログも書ける。

細やかなる変化③
もっともっとやりたいことをする。これがなかなか、できそうでできない。笑。でもやる!

そんなところかな。あとは写真を撮る!こんなふうに星空もいいね。

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ただいま

12月初めに所用で東京に行き、その足でザグレブへ里帰り。

今回は成田からドーハに飛んで、そこからザグレブへとまさにDoor to doorで24時間以上の久々にハードな旅で、クロアチアは近くて遠い国だなあと今更ながらいろんな意味で日本との距離を思う。

12月のザグレブ中心街は、どこもかしこもクリスマスマーケットで華やいでいて、一年の中でも最も街歩きが楽しい季節。3年連続でヨーロッパで最も素晴らしいクリスマスマーケットに選ばれたこもあってか、先日、英国のチャールズ皇太子ご夫妻もお忍びで訪問されるなど、ちょっとした勢いが感じられる。

そしてそれに加えてここ数年のザグレブ中心街の進化はすごい。元々オーストリア帝国の流れの街並みにワイルドなバルカンっぽさも残っていた中心街では、レストランやカフェがどんどん垢抜けたインテリアに様変わりして、グンっと洗練されたヨーロッパの雰囲気が感じられるようになってきた。

和食レストランも10年ほど前までは一軒しかなかったのが、Gyoza & Sake Bar(餃子と酒バー?)やらSushiやらなんやらかんやらポツポツと増えて、ほらね、以前ザグレブにだってそのうち和食ブームは来るよと言ったのが見事に当たり、ああ、当時、もっとコネと資金があれば今頃はレストランをしていたかも?などと思ったり。まあ、捕らぬ狸の皮算用ですが。

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一年後のグロムス腫瘍

ほぼ1年前に取り出したグロムス腫瘍さんの傷痕ですか、見た目はそんなにわからなくなりました。

術後のピリピリ感や鈍い感じは随分軽減されましたが、それでも切ったところと爪の周りはピリピリ。まだまだ不快な感覚が残っています。

術後、この親指を冬に温泉に浸けると切ったところかジュワーっとしみる感じが凄かったのですが、それがまた戻ってきました。寒いのがダメなんでしょうね。

でも、今のままでも腫瘍があった頃を思えば何でもないです。思い切って取り出して正解です。まあ、ぼちぼち行きましょか〜。

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秋から冬へ。

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そしてまたまた、あっという間に秋も深まって、すっかり冬支度の奥能登です。一週間ほど前にこの岩の周辺の潮の流れが不思議な感じで、それが2日ほど続いた後には海水が引いて、冬の海になりました。自然ってすごい。