ヘンテコな夢を見た。
バヌアツのどこかの島にいた。
ジャングルからすぐに海辺に降りれるようになっていて、
海はほんとうに青くて美しかった。
みんなで魚を獲った。
網に小魚が引っかかっていた。
ピカピカの魚を手で触ると鱗がなかった。
こんな魚も獲れるよー、
岸に上がって来たのは
濃いグレーのクジラの子みたいな魚、
アンコウみたいなぬるりとした魚、
サメみたいな魚、
どれもつるりぬるり、
あたしの足元を目がけてはって来る。
えー?これぜんぶ鱗がないから
カシェルじゃないやん、
食べられへ〜ん!
バヌアツ、バヌアツ、
海がキレイやなあ〜。
そういって目が覚めた。
子供のころからずっと、
ソロモン諸島には一度行ってみたい。
バヌアツはその周辺のひとつの国のこと。
がんこ本舗の「海へ、、、」という、
一週間で100%分解されるという洗剤が気になってるからかもしれない。
このがんこ本舗、
いろいろなエコ製品が揃っていてなかなかおもしろ会社ですな。
エルサレムでは感覚的に麻痺しつつあったエコだとか自然との生活だとか、
クロアチアへ来てからはそういうことがまた気になりはじめて、
今ウチで使っているキッチン洗剤はドイツのカエルちゃん、フロッシュ。

ほんとうにどれだけよいのかはわからないが、
お皿などの洗い物がサラッと洗えて、
流れていく感じもなんだかふわっとよい感じ。
日本でも売ってますが高いっ!
そして。
いつものようにベランダへくー&たんを出してあげようと
ドアを開けると…中庭は日活ならぬ猫活ロマン劇場。
そういう季節ですなあ。
二匹のにゃんズが重なりあって。
おおっ、これはまずいっ?!
と、ベランダに出ていたくーしを中にいれドアを閉め、
世話人はひとり、猫活劇場をみていたわけですが、
見せるべきか見せざるべきか、
こういう自然の営みをくー&たんから奪った本人としては、
ちょっと戸惑った。
猫活劇場が理解できるのか、
なぜ自分たちには無縁なのか、
いろいろ考えられたらどうしようかと。
猫だって、ええ、考えますよ、いろいろと。
しばらくして、
中庭のにゃんズが落ち着いたところでドアを開け、
くー&たん、
じーっとベランダの段ボール箱からその様子を眺める。
夏に中庭で生まれた数匹のにゃんズの、メス猫の誘い声。
くー&たん、
じーっとその子を目で追う。
わたしはそれを横目でキッチンで、
余っていたごはんでおにぎりを握る。
カサカサ、海苔を出すと、
その音に海苔くれモンスターズ(くー&たん)がドドドーッ、
ベランダから駆け寄って来る。
巻いたばかりのおにぎりの海苔を、くーし、ぺろぺろ舐める。
たんたん、テーブルの上で、海苔くれー!大騒ぎのダンス。
こらー、舐めたらあかん〜!今あげるからまっときー。
たんたんもこっちおいで〜、ほら、海苔やで〜。
ハグハグムシャムシャ。
海苔まっしぐら。
中庭の情事などすでに別世界のデキゴト。
うん、なんだか、ほっとしたヨ。