カテゴリー: ユダヤの食卓月と太陽の傾き

愛おしい

久しぶりにピタを焼いた。

焼き上がってオーブンから出した時の、あのふんわり甘い香り。丸い形。

重ねた時、表面が擦れたカサカサ乾いた音。

どれも愛おしい。

はー、中東に生まれてよかった!(生まれてない)って瞬間。

嗅覚と音。記憶。

ピタを焼くと、一瞬でエルサレムの市場へタイムスリップする。

あの時代の、キラキラしたエルサレム。

今、あの街で暮らしていることは想像できないけれど、

きっと忘れることのない、人生の途中。一つの時代だったんだね。


*ピタのレシピ*
前回、2009年にピタを焼いたことがブログに書いてあった。レシピは書いてなかったので、備忘録。

小さめのピタ8枚分
◉強力粉…..250g
◉砂糖………12g
◉塩…………..4g
◉オリーブオイル….12g
◉ドライイースト….3g
◉水…………..150ml

材料を捏ねて一次発酵(35度で35分ほど。もっと低い温度でも良い)→オーブンを200度に温めて、パンチ、丸く伸ばす→数分焼く。膨らんで薄く焼き色がついたらOK。所要時間1時間弱。

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ただいま

12月初めに所用で東京に行き、その足でザグレブへ里帰り。

今回は成田からドーハに飛んで、そこからザグレブへとまさにDoor to doorで24時間以上の久々にハードな旅で、クロアチアは近くて遠い国だなあと今更ながらいろんな意味で日本との距離を思う。

12月のザグレブ中心街は、どこもかしこもクリスマスマーケットで華やいでいて、一年の中でも最も街歩きが楽しい季節。3年連続でヨーロッパで最も素晴らしいクリスマスマーケットに選ばれたこもあってか、先日、英国のチャールズ皇太子ご夫妻もお忍びで訪問されるなど、ちょっとした勢いが感じられる。

そしてそれに加えてここ数年のザグレブ中心街の進化はすごい。元々オーストリア帝国の流れの街並みにワイルドなバルカンっぽさも残っていた中心街では、レストランやカフェがどんどん垢抜けたインテリアに様変わりして、グンっと洗練されたヨーロッパの雰囲気が感じられるようになってきた。

和食レストランも10年ほど前までは一軒しかなかったのが、Gyoza & Sake Bar(餃子と酒バー?)やらSushiやらなんやらかんやらポツポツと増えて、ほらね、以前ザグレブにだってそのうち和食ブームは来るよと言ったのが見事に当たり、ああ、当時、もっとコネと資金があれば今頃はレストランをしていたかも?などと思ったり。まあ、捕らぬ狸の皮算用ですが。

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一年後のグロムス腫瘍

ほぼ1年前に取り出したグロムス腫瘍さんの傷痕ですか、見た目はそんなにわからなくなりました。

術後のピリピリ感や鈍い感じは随分軽減されましたが、それでも切ったところと爪の周りはピリピリ。まだまだ不快な感覚が残っています。

術後、この親指を冬に温泉に浸けると切ったところかジュワーっとしみる感じが凄かったのですが、それがまた戻ってきました。寒いのがダメなんでしょうね。

でも、今のままでも腫瘍があった頃を思えば何でもないです。思い切って取り出して正解です。まあ、ぼちぼち行きましょか〜。

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昨日の海と雪の中のわかめ採り

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昨日の海はとっても干潮で、もう少しで岩まで渡れそうででも渡れませんでした。

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U師匠の話だと早朝だと渡れるらしいですが、漁師さんの言う早朝って何時だ???4時とか5時?みたいな。

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海の外に出ちゃったいつもの海の中の世界。

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なんてことをしているうちに振り向けばあっちは吹雪。やばっ、こっちにも雪が向かってる。さみーーーっ!

家に戻るところで師匠が外のシンクでお魚を洗っていたので、今しがた採ってきたアオサを見せると干潮の時はダメなんですよとのアドバイスを。水が増えて海の中をふわふわ揺れているところを採るんですよと教えてもらった。

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「で、こっちにワカメありますよ!採ってあげます!」の一言で急遽雪の中を二人で海に入ってワカメ採り。いやいや、私は採り方を見てただけですが。でもね、京都でもどこでも街暮らしの時は雨も雪もぜんぜん好きではなくて、どーやったら濡れずに済むかがポイントだったのに、海だったらなんにも気にならない。海の水の冷たさで上から降ってくるのなんてどーでもいいというか。ただただ楽しすぎて気にならない。あ、そか、子供と同じね。でも家に帰ったらビックリするほど頭からずぶ濡れでしたが・・・。

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採れたてのわかめさんとアオサとアカモク、冬の奥能登・豪華海藻3点セット。さっと湯がいてこのお酢で食べると美味しいよ!とこれまた師匠にいただいたのでした。んんーーー、いつもお世話になりっぱなし。

だけどここで暮らしてみて感じるのは、奥能登の人たちは本当に温かくて優しい。どうしてなのかなあ、なにが他とちがうのかなあと観察中なのですが、奥能登の暮らしとはこうして隣近所や友人・兄弟同士が助け合って支え合って、お互いに持ちつ持たれつで成り立つ暮らしなんだなとわかって来たところです。

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そして毎度お馴染み、ぱんちゃんのワカメ採り放題。海の匂いが気になる気になる。ちょっとだけワカメもかじってみてました。ま、良いでしょう〜。にしてもはりねずみさんのような写り具合。ぷぷぷっ。

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グロムス腫瘍の抜糸

前回からの続き。手術から2週間後にいよいよ抜糸をしました。

一言で、拷問。

親指の硬い、伸びない皮膚のパチンと糸を切られるのも、するする〜と抜かれるのも、結構な衝撃でした。笑。といぅても人それぞれだと思うので、私の場合は、です。

その後しばらくはその指先を触るとピリピリ、ヒリヒリ、麻酔が切れてないようななんとも言えない感覚で、ちょっとした指の動きで皮膚が突っ張ったり。

それで、温泉につけたところ、じゅわわわわ〜、ギュウウウウウ〜!肉が引き締められる感覚というか、キューーーッと何かが沁みていく感じというか。それが良いのか悪いのか戸惑いながらも、その後も3度ほどその山の中の温泉に通ってみました。

結果、…めっちゃ、イイ!

その後、皮膚が乾燥して剥がれてきたのでニベアを塗っておいたら、傷口が綺麗にくっ付いて、傷痕もあまりわからない感じに。やるな、温泉。

今はヒリヒリも和らいで、あと数ヶ月もしたら大丈夫そうな気がするので、報告はまたそのときに。

今日の京都市はトンデモナイ雪!朝起きたら15センチくらい積もってましたよ。写真は年末に行った比叡山の。