カテゴリー: オクノトDIARY

風の人

unadjustednonraw_thumb_3b3b

引っ越してきてからよく、どうして奥能登にわざわざ?と地元の年配の方に聞かれる。

だって、

海からの風がどこか暖かくて心地よいでしょ!?
海がめちゃくちゃ透明できれいでしょ!?
富山湾越しにアルプスが見える風景なんて日本でも珍しいでしょ!?
日本の原風景が普通に残ってるってすごいでしょ!?
魚が海藻が新鮮すぎるぐらい新鮮でしょ!?
野菜や果物が豊富でどれも甘くて美味しいでしょ!?

そして人がのんびりしてて優しい!

暮らしていく上で、他になにかいりますかね?いらないっしょ〜?あ、お金は別として。こんなにいいところ、そうそうないですよね!?

そういうとみなさん、ちょっと照れたような表情で、でもそうかもなあ〜と納得してくれはります。どこでもそうなんですが、地元の良いところって、そこで生まれ育った人たちはそれが当たり前すぎてもう気がつかないんですよね。

unadjustednonraw_thumb_3d6c

能登では他の地域からやって来た人を「風の人」と呼んだりするそうです。まだ実際に日常会話では耳にたことはありませんが。風はその土地に新しいものを運んで来ます。風通しを作ります。それまであたりまえすぎて気がつかなかったことに気がつくきっかけになったりもできます。

うちの師匠もこの奥能登で生まれ育ち、数年前まではこの土地を特別すばらしいと思ったこともなかったそうです。風も強いし、寒いし、不便だし、だったらそれよりももっと便利な別のところにいずれ引っ越した方がいいかもと思っていた時、岐阜からやって来た「風の人」たちにある日「西日の当たる部屋に簾を下ろしたら、こんなに美しい夕日が見られないから何もつけませんよ」と言われ、それまでは当たり前やと思っとったけど自分はこんな素晴らしいところに住んでるんやなあ、と70歳目前にして初めて気がついたんだそうだ。それからは奥能登の素晴らしさに感謝して楽しんで毎日を過ごせるようになったと。

だから私はここで、どんどん、思いっきり、風の人になって、ビュービュー風を吹かして、地域の人も外の人にもこの奥能登の良さを伝えて行けたらなと、試行錯誤の日々です。

unadjustednonraw_thumb_3c1b

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中