カテゴリー: 不思議のクロアチア

面接、児童養護施設訪問のこと。

今日は少し時間的キモチ的に余裕があったので、午前中に家の掃除、洗濯、そして停滞していたブログなんかをまとめて更新する。書いておかないと忘れてしまう質だから。

午後からプロジェクトのボランティアさんの面接2件。最初のおねえさんは元気いっぱい、やる気満々、子供たちともすぐに打ち解けそうなタイプ。ボランティア応募理由も日本が大好き、将来は留学したい、これまでもボランティア活動をしてきたからなどはっきりしていた。そしてもう一人はその正反対で、まるで前者が太陽なら彼女は霞のかかった月。応募理由もこれといってなく、ボランティア登録しておいたらこのプロジェクトが目にとまっただけだそうだ。あらま、バカ正直ね。ということでボランティア経験もナシ。ま、それはいいです。誰にでもはじめの一歩があるわけで。大人しくて静かで消えてしまいそうな感じだが、この月子さん、チョットそんなところが日本人的とも受け取れ、いろんなキャラクターがいたほうがいいので、ふたりとも採用でいいのでは?と社会福祉士のアナと同意。来週また3人面接。これまで面接されることはあってもする側になったのはこれが初めてかも?チョット不思議なキブン。

昨日のこと。はじめて訪ねた児童養護施設は、子供たちがすばらしかった。ほんとうに。元気で明るくて、みんなどうぞ幸せになってくださいと願わずにはいられない。子供たちの一人、12歳ぐらいだろうか、イヴァンというその少年がワークショップのおわりに言った。「みんなで日本のために黙祷しようぜ!」

訪れる者の誰もいない静かなザグレブ市郊外の田舎の施設で、親と離れて暮らす年端も行かない少年少女たちが、行ったこともない遠い日本という国の人たちのために起立して黙祷する。その場にいられたこと、に感謝せずにはいられない。今回はほんの1時間半ほどの訪問だったが、彼らとの出会いはきっと忘れないと思う。

オレンジ色のTシャツで窓から手を振ってくれた元気いっぱい、好奇心いっぱいのイヴァン、ちょっと大人しいまだ小さなレオナルド、空手を習い日本語で数を数えてくれた年長のヨシップ、サッカーが好きなアントニオ、髪をジェルで固めておしゃれでやさしいトミスラヴ、ブルーのTシャツにブルーの瞳の双子くん、眼鏡がかわいい金髪のディアナ、おかっぱ天使のバーバラ、そして残念ながら今回名前を覚え切れなかった子供たち、16人みんなに「また来るからね!」と約束して帰路に着いた。夏が来る前にまた彼らに会いたい。

ちなみにこの養護施設の建物は、児童養護施設としての利用のみ許可するという条件で、かつて郡のお偉いさんが国に寄贈したもの。そうでなければ、ハイエナうじゃうじゃのこのご時世のこの国で、あんなにすてきな建物が施設として残されるはずがない。こういった美しい心に触れられることに感謝。

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