カテゴリー: 月と太陽の傾き

AFTRE 3 YEARS

この街に来てから3年が過ぎた。過ぎてしまった。

この3年間でワタシハナニヲしたのでしょう。と問うてみる。

ナニカ誇れることをしたのでしょうか。

自分に、社会に、親に。

どうもイケナイ。

どこかでこの街の自分とは別に、

まったくちがう街で生きているワタシを思い描いてしまう。

3年経って、この街も住みやすくなったのに。

あちこち声をかけてもらったり、

写真展のはなしをもらっても、

まーーーったくモチベーションが上がらず、

どーーーっちでもいいですけど的で、

その工程を思い浮かべるだけで

かなーーーり腰を上げるのが面倒くさいのデス。

写真展したとこで、それがドーナンデスカ。

なにか誰かの役に立つんですか。みたいに。

社会になんの役にも立ててない自分にチョット、拗ねているワタシ。かも。

それじゃあ、何処で何をドウシタイ?と問われると、

悶々としてその現実的な答えがミエマセン。

エルサレムはほんとうの暮らしだった?

そうかもしれない。ひょっとすると今よりは。

それより以前のは?

そうであったこともあればそうでなかったこともある。

だけど過去は過去で、そこに戻りはしないし、今は今。

ヒトツ、思い描く生活があるとすれば、

それはキョウトでもなく、カナザワの祖母の村で、

彼女の残した家で庭の白い雪を眺めながら、

ぼーっとお茶でも啜って、

寒いね寒いねってストーブに灯油を入れて、

火鉢でかき餅を焼いて、

そのうちに炬燵で猫と丸くなって寝てしまった。

誰に誇れるわけでもないけれど、

なんの役にも立たないけれど、

イッソ、そんな生活が今のワタシにはほんとうのようなキガシマス。

キット、そんなワタシがもうひとり、今そこにいるようなキガシマス。

広告