カテゴリー: 混沌の文化

そんなの、いやだお。

自分と同じように外国から来た異邦人たちとつるむことに抵抗がある。その国の人たちとつるむのではなく。

なんていうのかな、クロアチアに移住して来た人たちはたいてい、この国の社会に行政に職場になんらかの不満を抱えている。だって、欧米諸国やアジアのいわゆる文明的な国々から比べれば、独立20年ほどの新生児クロアチアはまだまだなーんにでも気が遠くなるほど時間がかかる国。しかも地方の小さな町ならまだしも、首都ザグレブですら口先ばかりのとんだぬか喜び文化。とにかく変化を嫌う保守的なメンタリティー。ただなにも起こらずに日々が過ぎていくのを死んだように待っている。そんな印象が強い。そういう風習を受け入れるのは、ここで生まれ育っていない者、そんな生き方がイヤな者には大変なことだ。

同じく異邦人としてこの国にやって来たDちゃんが言う。もっと同じような境遇の人たちとわたしもつるめばいいじゃないと。みんな似たようなことでストレスを溜めているし、アドバイスしあったり同感することもあるだろうし、そういう過程で友だちができるよー。と。

言いたいことはわかるけど、とりあえず、一晩考えた。それで、やっぱりちがうと思った。助け合いやストレスを発散はよいけれど、傷の舐めあい愚痴の言い合い、それがメインの交流なんていらないな。そこから始まるものが見えないもの。一度、このDちゃんとDちゃんの友人(夫君がクロアチア人)でドイツから移住して来たとい女性と3人でお茶したことがあったが、二度とヤダな。ちょっと視点を変えてみれば理解できることも、彼女たち、鼻毛が飛ぶほどアンチ・クロアチアなトピックでエスカレート。そうだね、と相づちをうちながら早よ帰りたい・・・。でも在住何年経っても、こういう場所から抜け出せない異邦人たちはDちゃんたちだけに限らず、どこにでもにいる。

日本でもあるよ。外国人がバーであれこれ日本の悪口大会。言いたいこともわかるけど、それが日本。受け入れるか受け入れないか。イヤなんだったらここにいなくてもいいよ?誰も頼んでないし。母国へ帰れば?悪口を聞かされた日本の人はそう思うだろう。こんな国とは言えクロアチアでだって、それは同じだ。

ぷはーーーっ、うそーーっ、なんやそれ、げーっ、またか・・・ふざけろよ。脳みそがひっくり返りそうになる。失望にまた失望のくり返し。ドンキホーテのように立ち向かっても結局諦めるしかない自分に苛立ち、そして、どかーんっと空しくなる。そんなことが日常茶飯事だ。でも、それでも「国に帰れば?」なんて冷ややかに扱われるような、そんな寂しい悔しい外国人には成り下がりたくない。緒形拳さんの言葉、「あきらめなさい、それが人生よ」その意味を考えることの多い日々なのデス。

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そんなの、いやだお。” への18件のフィードバック

  1. なんか、わかる気がするな〜。
    アタシも浜松では、ある意味「異邦人」(笑
    慣習やら言葉の違い、考え方の違いに戸惑うこと数知れず。
    わかり合えなくていらついたり、焦ったり、泣いたりしたことも
    あったな〜。
    浜松に来て12年経った今、やっとここに慣れてきた感じ。
    『ここに住むことを決めたんは私自身やん!!』とようやく
    あきらめ始めたからかな。(遅い?)

    1. あやこーん。

      あ〜、そやね〜、日本国内でだって、土地柄のちがいってあるよね。
      関西圏と他のちがいって大きいなあ。
      他のとこでもあるんやろうけど、
      うちはトウキョウにはよー住めんと思ったもん。

      12年、長いような、でもあっという間のような、
      あやこんも異国の地で(笑)お疲れさま、ごくろうさまデス。

  2. うん、わかる。
    外国にいるという場合に限らず、ある境遇にいて、
    そこが自分の期待する状態と違うからと文句や愚痴ばかり言っているなら
    そこから出て行けばいいじゃないと、思うことよくある。
    NZでもあったし、職場やその他の場所でも多々ある。
    そういう時ってつるんで文句を言い出すとヘンにエスカレートして
    へんてこりんな仲間意識が出来上がって
    たぶん「その境遇にいて文句を言うこと」が
    自分の居場所みたいになっちゃったりするんだろうな。
    悔しくても自分でそこを選んで自分の意思でそこにいるならそのことに
    誇りと責任を持っていたいよね。

    なんて言っても実際には努力が必要なこと多いけど。

    うーん、うまく書けんかった。。。

    1. おがや〜ん。

      だいじょうぶ、ちゃんと伝わったよん(笑)。
      そうそう、
      たまに愚痴を言ってスッキリするのはぜんぜんいいと思うけど、
      そのへんな戦友意識みたいな、
      なんかこう、非常にネガティブな感じはちょっとね。
      なんだかこう、本当はそこまで思ってなくても、
      周りに合わせてみんなでエスカレート。
      いやや〜〜〜っ。

      それよりも、前に進んでいくことに時間も活力も費やしたいっ。

  3. クラアチアもそうだと思うけど、過去数千年の侵略の歴史の中で育まれた国民性を変える事が出来るなら戦争も内戦も無くなると思う。
    日本にだって島国根性って立派な肩書きを持ってるしね。
    とまぁ偉そうな事を書いたけど、大手企業に怒りまくってる僕やさかいにな、僕も目くそ鼻くそかもしれまへん。

    1. かっちゃん父。

      ほんまにね、そう簡単に国民性は変わらない。
      もうそれはしょうがない。
      かっちゃんとそういう人たちとはちがうよ〜。ぜんぜん。

  4. 不満や愚痴は人間だから言っちゃうよね。
    わたしだって???が頭いっぱいになってタイに住んでたときも
    いまのアメリカでも脳みそひっくりかえりまくりですわ。

    ただ文化、国民性に愚痴を言い続けると自分が疲れるのと
    (わたしがもがいても変わりませんからね。)
    その国に住むって決めた自分自身を否定するみたいで
    悲しくなるので極力、そういう方向に持っていかないようにしてます。

    >ただなにも起こらずに日々が過ぎていくのを死んだように待ちながら生きている。
    これは、まさに悟りの境地。
    変化を受け入れずに静かで気が遠くなるような長い時間を死に向かって生きる。
    これを良しとするも悪しとするもその人次第だよね。
    異邦人が文句を言いたくなるのも分かるけど、言い続けたらだめよね。
    うん、私もそういう交流はいやだお。と言うでしょう。

    1. チプサルママさん。

      そう、言ってもいいのさ、愚痴の一つや二つ。
      言わないと変に溜まって病気になっても困るし。

      >ただ文化、国民性に愚痴を言い続けると自分が疲れるのと
      (わたしがもがいても変わりませんからね。)
      その国に住むって決めた自分自身を否定するみたいで
      悲しくなるので極力、そういう方向に持っていかないようにしてます。

      そうそう、それ、
      なんかね、聞いててもだんだん疲れて来るし、
      ましてやそういうこと言ってる自分の声のトーンとか、
      決してよいエナジーじゃないもんね。
      問題があって、その解決を探してのはなしならまた別なんやけど。
      うー・・・、異国に住むのは大変じゃ〜。

  5. 千花さん、こんにちは。

    そう。そうなんですよね。
    私も自分で選んでドイツに住んでいる訳だし、たらたら不満や文句ばかり言いながら生活するのは、とっても非建設的だと思うのです。日本にいたら、100%満足していたかと言ったら、これまた全然そんな事はなかった訳ですし。だから「愚痴仲間」なんていらないし、そういう人達は、どこに住んでも愚痴ばかり言っているのではないかと思います。
    だから、「ドイツのこれ、どうなんよー」という話しは、ドイツ人相手とか、どっかりもう腰を落ち着けた半ドイツ化した日本人とかのみと、笑い話しとしてします。

    前の記事を読んで、メールを書きかけつつ、完成していません。いずれ、また。

    1. くまさん。

      こんにちはー。

      >「ドイツのこれ、どうなんよー」という話しは、ドイツ人相手とか、どっかりもう腰を落ち着けた半ドイツ化した日本人とかのみと、笑い話しとしてします。

      あ、これ、わたしもします。
      それくらいが丁度いいというか、
      異国の地でしっかり根を下ろしてがんばっている人たちとだと
      へんな粗探しにもならないし、鼻の穴膨らまさなくても済むし。

      メール、いつでも送ってください。
      はい、ちょっとお疲れです。。。
      どうもありがとう、くまさん。

  6. 香港にいた時に大家さんがイギリス人だったので、イギリス人、スコットランド人のコミューンによく紛れ込んで(というか巻き込まれて)いたのですが、中国人の悪口大会でしたね。
    で、10年以上住んでいるのに一言も中国語が話せない人もいました。
    少しは言葉を話して、中国人の中に入ってみれば世界も変わるかもしれないのに。
    そしていたずらに日本を夢見ていたりするのですが、それは違う。日本に来ても、こういった類いの人々は不満を持つはずだと思っていました。

    1. 卓球さん。

      あああ〜、悪口大会。そこに仮においしいお料理があったとしてもまずくなる。
      ほんと、そうなの、そうなの、
      どこに行ってもそういう人は同じで、
      そういう人たちだけと打ち解けはするけど、
      現地社会には入り込めない。
      しんどいでしょうね、そういうの。

  7. ストレス発散のための愚痴大会かぁ~ 解らないでもないけど、そういう場はカンベンして~だね。それに愚痴の多い人は何にでも愚痴るしね、キリがない。

    臭い匂いの花なんて誰も見向いてくれない、よい香りの花の方がいいよね~。

    1. にぃにぃ〜。

      うん、たまに愚痴を言いあってスッキリするのはいいと思う。
      けど、それが生き甲斐みたいになっちゃうと、ちょっと・・・。
      なんかそういうとこにいる自分を想像するとコワい・・・。
      よい香りの花、うん、ほんまやね。

  8. またもや、遅れてしまったのです。

    何だか、異国の文化に触れた人が、
    新しい価値感にオドロキ、
    自分の中に、取り入れたくても、
    反発して、文句言うのだと思いました。
    もうちょっと、深く感じたり、考えたりすれば、
    異文化も、素直に、自分らしく、取り入れられるのに。
    と思いました。

    1. 4090さん。

      慣れない習慣や文化からくる混乱や迷い、
      そんな中でたまったものを吐き出すのはいいと思うんです。
      ハイ、それは必要だから。
      でもそこで止まったらいけないなあと。
      まー、難しいことではあるんですけど。

  9. 書きそびれたのですが、

    悪いことは、悪いと言うのも重要ですが、
    やっぱり、よいところを、見つけることって、
    大切だなぁ~と、思います。
    あと、じゃあその上で、どうしたいか。などの、
    夢や、目標も、大切だと。

    1. 4090さん。

      はい、悪いところばかり探せば良いところは見つけられないですね。
      できれば、悪いところではなく
      良いところを探していきたいものですね。

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