カテゴリー: ホロコースト

ユダヤ映画祭3

ザグレブで催される数々の文化イベントのオープニングは華々しい。副大統領など各界の著名人の顔ぶれで日曜の夜7時、古きよきロマンティックな劇場風の内装が美しい映画館キノ・ヨーロッパにて、今年もまたJewish Film Festival Zagreb(ザグレブ・ユダヤ映画祭)が開幕。今年で第3回目。

2009年アカデミー賞短編実写賞作品『Toyland』で幕開けした今年のテーマは「戦時下(第二次大戦下)の子供たち」。昨夜の上映は『The Boy in the Striped Pajamas(縞格子のパジャマの少年)』相変わらず重いなあ。

まあ表現したいことはわかったけど、と10分ほどで展開する『Toyland』。そして、だから?・・・なパジャマの少年映画。予告編はかなりドラマチックだけど。この映画だけでなく、誇張されたストーリー、お涙ちょうだい展開、なにが言いたいのかわからない結末。いくつものホロコーストをテーマとした映画を何年もに渡り観過ぎたせいかわからないが、もう、そんな映画たちに「だから?」で終ってしまうことが多い。でも、昨年はけっこう興味深く観ていたんだなと昨年の映画祭の感想を読み返してみて気がついた。やはり作品によるってことかな。

オープニング後は、映画祭のゲストでイラク系イスラエル人ミュージシャン、 Yair Dalal(ヤイル・ダラル)のコンサートへ大聖堂そばのホールへと移動。砂漠とらくだと、アラブ語アラブメロディーと、アラム語とヘブライ語と。久しぶりの中東ムード。

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コンサート終了後、友人のM女史と深夜のお茶タイム。なぜユダヤ映画=ホロコーストになるのか、他にもユダヤ関係の映画はあるだろうし、ジョーク好きのユダヤのコメディー映画だっていいじゃない?そうなのよそうなのよ、もうホロコーストはひとまずあっちに置いて、よね。そんな会話。あまりにも根深いユダヤ=ホロコーストの欧州。そろそろそのイメージとアイデンティティを彼ら自身が拭いとらないといけないのでは。

オープニングとコンサートで久しぶりにルスティグ氏(アウシュヴィッツからベルゲン・ベルゼンを生き延び、ハリウッドで『ハンニバル』や『シンドラーのリスト』などを手がけ、オスカーにも輝いたクロアチア出身の映画プロデューサー)に会う。彼から聞くハリウッドのゴシップなど、それはそれでまた楽しいですな(笑)。彼と一緒の写真を載せようと思ったけど、やっぱりそれは思いとどまりました(スミマセン、自分の写真を載せるのが躊躇われるので)。

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ユダヤ映画祭3” への2件のフィードバック

  1. お久しぶりです。
    むかしむかし、コム・デ・ギャルソンが縦縞のパジャマをパリコレで発表したときに過剰反応されて、会場を追い出されたという話を聞いたときに、イジメかな?と思ってしまいました。
    軽々しいことは言えないとは思いますが、シンボルが勝手に肥大化して関係ないところに飛び火というのはうんざりですね。

    1. おおっ、卓球さん。

      お久しぶりデスー。

      >コム・デ・ギャルソンが縦縞のパジャマを

      へー、そんなことがあったんですね。
      まあ日本はそういった欧州の事情に疎いですからね。
      昔、アンルイスがナチのシンボルの着いた帽子をかぶって歌ってましたが、
      欧州じゃあり得ない、
      あったとしたら、アブナイネオナチのヒト?みたいな。

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