カテゴリー: 不思議のクロアチア

それならいっそジプシー

うちの地区で金曜の晩にはすでに通りに運び出された
大型粗大ごみの数々。
月曜の今日、もう通りは溢れんばかり。
あれ〜?いつ引き取りに来るんやろ?

カチャカチャカチャ、
運ばれる鉄の音。

画面の割れたテレビ、
錆びた温水タンク、
機械の部品、

大忙しな稼ぎ時のジプシーたち。
お母ちゃんはごみの椅子に腰掛け、
子供はごみをおもちゃに駆け回る。
お父ちゃんと兄ちゃんは、
そんな鉄くずやらなんやらを、
トラックや自家用車に詰め込む。
いつもの気取りやザグレブの、B面風物詩。

ああ、うずうずするなあ。
山と積まれた粗大ごみ。
鉄ごみは入らないけれど、
古いドア、タンスのドア、
汚れた椅子、ソファー、
古ぼけて埃まみれの籠、
そんなものを掻き分け探せば
なんか使えるものあるはずやで〜。

いっそジプシーっぽく
あたまからスカーフでも巻いて、
ボロンチョ遊牧民なエルサレムルックで
見て回りたい。

そんな誘惑に駆られながら見ていた窓の外。
あら、ふつうのおじさんたちも
ごみの山の中をちらほらのぞいてる。
いいやん、この上辺だけのおほほほ街で、
そういう人間らしさを保てるのって。

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