カテゴリー: 月と太陽の傾き

巻き寿司工房

まぐろ(おそらくはよこわ)とたまごのを7本、出前でーす。

セルビア出身のユダヤ人のDちゃん、ボッティチェリの少女のようなふんわりした身体にピンクの頬、クルクルの巻き毛。20代はじめ?25ぐらい?もう少し上?わたしよりもちょっと前にザグレブに移り住んできたのだが、なかなか大変なようだ。この街で一緒に暮らす彼がいるとはいえ、自分が社会的にウェルカムではないことがいつもちょっと寂しそうだ。クロアチアとセルビアの確執はイスラエルとパレスチナのごとく、というとちょっと(いやかなり)ちがうが、ここから排除される側のセルビア人の彼女と、同じ異邦人とはいえ日本人のわたしとでは人々による差別の温度差は比べ物にならない。

そんなDちゃんはシャバット(安息日)のためにハラ(シャバットに食べるパン)を焼くのが好きで、セルビアに住んでた時は毎週のようにシャバットの前に焼いていたという。「だったらここでもすればええやん?」そう言ったら、この2週間続けてハラを焼いているそうで、わたしはお寿司を彼女に、彼女はわたしにハラを。Dちゃんのようにほんわりと温かいハラを食べてみると、久しぶりにエルサレムでよく食べたあの甘くて美味しいハラを思い出した。

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