カテゴリー: 月と太陽の傾き

その瞬間まで

緒形拳さんの死を今日になって知った。
日本にいなくてよかった。
きっとテレビや新聞なんかでたくさん取り上げられて、
常々すてきな人だとブラウン管を通して眺めていた彼の
その死があまりにも近くなりすぎて困っただろう。

緒方さん同様、すてきな人なのだろう津川さんのブログを読んで、
緒方さんは最期しばらく虚空をにらんでおられたと。
なにを思われていたのだろう。
悔しかったのか、無念だったのか、
それでももうこれで現世を去ると腹を決めようとしたのか。

死は生の最終章。
その日その日、生きている限りのその毎日の積み重ねの結果を
この世を去る瞬間に突きつけれるのだろうか。
そして不本意にも訪れたその瞬間を、
愛する家族や友人に伝える術はもはやないのかもしれない。
永遠にその瞬間が語られることはない。
もしそこに神や弥陀、そんな誰かがいれば、
その存在と自分だけの静かなる対話の時かもしれない。
ひょっとすると生まれる前の、あの時と同じように。

もしわたしが80歳まで生きたなら、
これから次のン十年で、もしかしたら、
あの世からブログが書けるようになっているかもしれない。
だとしたら、なんとかその瞬間を書いてみたいものだなあ。

さーて、遅かれ早かれやって来る、わたしの現世での最期の瞬間、
その時まで、
できることをぼちぼちと、
だけどその瞬間にできる限り後悔の少ないように
がんばりましょーかねー。

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