カテゴリー: 月と太陽の傾き

わたしからの言葉

先日載せた気分の悪いはなしについて、申し訳ありませんがもう少しだけおつきあいください。

なぜこんなことをわざわざブログに載せるのか、勝手に当人同士でやればいいではないかと思われる方もいると思います。理由は簡単です。一つには、ここへ来てくださるブログやホームページを運営されている方々にも、身を守っていただきたい、こんなことも起こりうるのだということを知っていただきたいのです。二つには、わたしの心の掃除の場をください。

簡単に万人の目に触れるブログやホームページに個人的な連絡先を載せる、また見ず知らずの人から連絡してほしいと請われることで、思わぬ苦痛を与えられる可能性もあるということ(連絡先を載せる場合の対策としてfc2などのメールフォームをお使いになることをおすすめします)。すべての人が正常で健康な心の持ち主とは限りませんし、一見正常に見えたところでネットやメールだけではなかなか事実がわからないことも多いのです。かく言うわたしだって、本当に正常な人間かどうかなんて、言ってみればブログからだけではわからないわけです(自身ではいたってふつうにふつうの常識ある人間だと思ってはいますが)。わたしの場合はもう長くブログなどを使っていますから、嫌がらせや誹謗中傷のメールやコメントに対して「あ、この人はヤバそう」という直感もありますし、そういった行為を徹底して無視する削除する返信しない、という強さも得ました。しかしそれでも傷ついたり精神的に負担がかかって来ることもあります。

昨年の秋頃からエルサレムに住むという人(日本女性)から、毎日のように何通もの支離滅裂なメールを受け取るようになりました。何年も前からわたしのブログを読み憤慨している(←だったら読まなきゃいいのに、と思いますが)、イスラエルとユダヤ教をなにも知らないくせにどういうつもりだ、というような中傷コメントや人格を否定するようなメールが始まりでした。あまりにもくだらないので放置しておくと、その後のメールではなぜかまるでラブレターのように文体が一転し、ヘブライ語の「あなたのことを愛しています」といった意味あいの言葉で締めくくられるようになりました。さらに重箱の隅をつつくようにブログ内容や表現について、それだけではなく、こちらとはまったく関係ない彼女の頭にランダムに思い浮かんだ話を日に何度となく送って来られました。

こちらからその人には一度も返信しなかったのにもかかわらず、同じようなメールは届き続けました(同じようなことを他でもし、まじめに返信した方々には暴言を吐かれるということです)。対策としてその人からのメールを何度も受信拒否にしたのですが、それでもなぜか着信されてしまいそれもまた不気味で、ふつうなら返信しないでおくとそういうメールは諦めて来なくなるものですが、今回はそれが今日まで続き、ここしばらくではその名を受信ボックスに見る度に、またかと吐き気が襲い、頭がクラクラし、重くのしかかりました。さらにはわたしが時おり顔を出すユダヤ協会にまで、わたし宛になにか送ったようでした。休み明けにちょっと顔を出した時に受付でなにか来ていますといわれ、差出人名からそれは受け取らずにおきました(驚いてあとでメールを探して読んでみると、そちらの住所などもネットで調べたようでした)。

そんなこんなで、そして過去の類似経験も手伝って、わたしはブログもそして仕事でも「書く」ということについて、特にイスラエルやユダヤについては、一種の恐怖感がつのるようにまでなりました。そこに惹かれるいくらかの病んだ人たちとは関わりたくない、ゆるゆるとクロアチアのおいしいところだけおもしろおかしく書いていたらいいのではないか。だけど仕事は仕事です、書かないわけにはいきませんが、書けばまたニヘラニヘラといやらしいメールを送って来られる、そんなトラウマとジレンマに悩まされはじめました。今でもどこかにその薄ら笑いを浮かべた影を感じてしまいます。しかし、なぜわたしがこんなことにいつも振り回されなければいけないのか。これ以上堪える必要がどこにあるのか。メールといえども個人的に直接文字をこういう人と交わすその気持ち悪さもまた耐えがたい。だけど「もうやめてほしい、これ以上続けるのであれば警察に通報します」と今日、相手に警告するに至りました。

そういった人たちが、会ったことも言葉を交わしたこともないわたしという人間について、どこで誰になにを語ろうが、まったく興味はありません。なぜなら、それが笑っちゃうほど、宇宙の果てまで行って帰って来てもまだ足りないほど、事実とはほど遠いものだからです。だからといってこの場でわたしがどんな人間なのかすべてをさらけ出すことは到底できませんが、このブログに書かれていること、または拙著や写真がわたしの言葉であり、わたし自身のかけらです。その他は一人歩きの寂しい妄想に過ぎません。わたしは自分が誰であり、なにを学び、なにに苦悩し、なにを求めて生きているのか、自分のことは自分が誰よりも一番知っています。

みなさん、これまでどうもありがとうございました。何度もブログはもうきっぱりやめてしまおうとも・・・。だけど、いつも訪ね言葉をかけてくれる多くの方々に励まされてこれまで続けて来ました。ここを訪ねてくださるみなさんにお願いします。歪んだ心の放つ言葉で耳を目を舌を、そしてあなたの心を傷つけないでください。美しいものに耳を目を舌を、心を向けてください。今週は南クロアチアに下ります。月末にはまたスロヴェニアで撮影です。海を山を見て旅をして仕事をして、また元気になって戻って来ます。残念ながらくーしとたんたんはお留守番です。時々くじけそうになる脆さもまた、わたしの一部です。これからもよろしくおつきあいください。

*新刊のおしらせはこちらにて。

追伸:このブログにコメントするにはメールアドレスを記入していただいていますが、スパム予防のためのみの対策です。わたし個人がみなさんのメールアドレスを確認することも、こちらからご連絡することもありません。コメント欄にて反映もされませんのでご安心ください。

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わたしからの言葉” への8件のフィードバック

  1. 、、、そんなことがあったのですね。
    さぞかし、お辛かったでしょうね。心中お察しします。
    ソーシャルネットワークでmixiとFacebookというものに入っていますが、これは国民性(?)の対比がよく出るというのか、日本人ていうのはなぜこんなにも「陰に籠った」世界が好きなんだろうと思いますですよ。
    Facebookはイタリア人の友達とイタリア語のやりとりをするという目的に使っているだけですが、mixiよりも公明正大なのですよ。みな、本名と自分の写真を出している。日本では何故こういうことができないのだろうかと、つくづく思います。

    ところで、ブログというのは良い点も多々あります。
    ブログがなかったら、私はChikaさんのことを知ることはできませんでした。
    ブログから近況を知り、喜怒哀楽を共にし(笑)、安否を気にかけたりもしています。
    文字はただの暗号とはいえ、そこから匂いとか温度も感じることができるのが楽しいです。
    どうぞ、無理しない程度でゆるゆるとでも、ブログを続けてください。(お引っ越しされるときは、そっと教えてください。(笑))
    写真を買いたいと思うのですが、あれもこれもと選んでいるととんでもない金額になってしまい、迷いに迷っています。

    私はChikaさんの世界が凄く好きですよ。”これがユダヤだ。”と言っているわけではなくて、”私が見たユダヤだ。”と言っているわけだし。
    前にも言ったと思いますが、全体的に漂うヲフ・ビートな空気が好きです。

    長くなりましたが、なんだか元気づけたかったので、すみません。

  2. こんばんは。ちかさん、お疲れさまです。怖かったですね・・・・。くーしちゃん・たんたんちゃんに癒してもらわきゃね・・・ちかさんのブログに出会えて、心が癒されています。ゆっくりでいいですから。日々のフォトと素敵な文章を待っています・・・今日の金沢は暑かったですよ。32度でした。父と、母のお墓と、父親の実家富山に向かい、お墓参り・・・・。その後、近江町市場に出向いて「かもうり」を20個も購入・・父が、マイ・奈良漬けを作り、自分で食べつくします・・・(恐るべし)

  3. もう5年を過ぎたかなぁ〜初めて書いたブログにコメントをくれた時からですよ。
    長い付き合いになりましたもんです。
    大阪の義父として嬉しい期間でもあります。
    息子の嫁になってくれたらどんなに良いかと思いますが、家の息子はバカだからお勧めできませんがね。

    変な奴さんへ。
    これを読んだら僕のとこへ来ませんか?
    思いっきり好き放題書いていいからさ、chikaちゃんや、その他の人に迷惑かけるの止めようよ。
    貴女は、きっと悲しい人生を送り、今も幸せな日々ではないのでしょうね。
    癒してあげるよ、此処を忘れて直ぐにおいで。

  4. 卓球さん。

    こんにちはー。
    どうもどうも。なんだかお騒がせしてスミマセン・・・。
    今回も交流ある人とのことであれば、
    メル友、ブログ友だちってやつで済んだはなし、
    のような気もします・・・、
    が、やはり相手によりますね。

    なんというか、ほんとですね、
    わたしもブログをはじめた頃に、
    日本の人のブログの多くが
    ハンドルネーム&ノーフェイスというのに驚きました。
    外国だとフツーに本名&思いっきり笑顔とか、
    かっこつけーな写真バッチリで(笑)。
    ホームページは以外と本名のことが多かったのにね、
    ブログやネットの匿名性は日本独特の文化というか、
    ちょっと変な風潮なんですけどね。
    (他の国でももちろんありますけどね、
    日本の比ではなように思います。)

    そうですね、ブログも悪いことばかりではないです。
    すてきな出会いもたくさんありますね。
    というか、そういう出会いのほうが多いはず。
    だけどこうしてどこかで歪んだ出会いもあって、
    その負の力が大きすぎて・・・。
    そんなとこでしょうか。

    オフビート、
    本人は至ってまじめなんですが。わははっ。
    元気づけてくださってどうもありがとうございます。
    今日一日考えて、もう忘れることにしました。

    写真ですね、
    帰って来たらサマーセールでもしましょう(笑)。

  5. まゆみさん。

    こんにちは。
    どうもコメントありがとうございます。
    そうですね、気分のよいものではありませんでした。
    だけど、引きずっても仕方がないので、
    忘れることにします。
    帰ったらまたのんびりと、
    マイペースでブログしますので
    よろしくおつきあいくださいね。

    金沢、夏は暑いですねー。
    でも京都のあの湿度には勝てませんが(笑)。
    うちの祖母のほうが富山ですよ。
    富山弁、けっこう好きです。

    近江町もビルになるんですよね・・・。
    寂しいなあ・・・。

  6. かっちゃーん父ちゃん。

    5年!うわー、10年の半分ですよ(笑)。
    ひょっとしたらかっちゃんが
    いちばん長いおつきあいかも。

    父ちゃんにはいつも助けられてばっかりで、
    どうやったら親孝行ができるのかと。
    スミマセン。
    これからもどうぞよろしくお願いします。

  7. こんにちはちかさん、7日から慌しく急に南仏に行くことになって2週間ほどネットから離れてました。大変な荷物を背中にしょわされてたんですね。
    ブログにはいいところも悪いところもあり、それを含めて私は好きになり始めてたところでした。こうやってちかさんのところにやってきて、コメント書いたり、頂いたり。人の縁の深さと不思議さを南仏でふつふつと感じていたのでした。
    どうかいたんだ心を休ませて、元気になられますように。

  8. いとへんさん。

    こんにちはー。お帰りなさい。たまにはネットを離れるっていいですよね。気分転換になります(笑)。

    はい、ブログも決して悪いことばかりではないですね。というか、ほとんどはよい出会いですね、はい。知らない世界もぐっと近くなるし、いろんなところの方とも繋がりが生まれて、すばらしい部分がたくさんです。だけどこうしてたまにおかしなことも起きて。結局はブログもネットも人間社会ですね。どうもお心遣い、ありがとうございます。またいとへんさんのところにも遊びに行きますね〜。

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