カテゴリー: イスラエル

かなりテル・アヴィヴな「The Bubble」

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ユダヤ映画祭も本日で終了。昨晩見たイスラエル映画「The Bubble」。エルサレムにいた時にコマーシャルでも見たりしておもしろいのかな〜?と思っていた一本。

テル・アヴィヴでアパートをシェアする20代の3人の、恋、ゲイ、レズビアン、ビーチパーティとドラッグ、そして自爆テロと、いかにもテル・アヴィヴらしい作品ではあるものの、個人的にははじめからもうその終りがはっきりと見える映画はおもしろくないし、メッセージが何なのかもいまひとつはっきりしなかった。そしてちょっと描写しずぎのゲイのセックスシーンにもうんざり(観客にもゲイが多かったのは言うまでもない。笑)。テル・アヴィヴ=ゲイの街、はある意味正しいが、メインの登場人物4人のうち3人がゲイという設定はどうかなあ。テル・アヴィヴではストレートな人は少ないんじゃないかとすら思えそうな描写。ま、確かに今のイスラエルの若い男性は妙になよっちいか、見せかけマッチョ蓋を開ければはへなちょこ、このどちらか。普通の男の子って希少価値かなりあり。

しかしイスラエルをまったく知らない人がこの映画を観終わって心に残るのは、そんなゲイのラブストーリではなく、ナブルスとイスラエルとの間のチェックポイントでIDF(イスラエル国防軍)がいかに非情にパレスチナ人を扱うか、そんなところだろう。特筆するまでもないこの映画の大部分のたわいないシーンなんてすぐに忘れるが、大抵そう言うシーン、それがチラリではあっても、は忘れない。だからなおさらのこと、この映画のメッセージ、意図するものがなんなのかよくわからなかった。あえておもしろかったところと言えば、久しぶりにイスラエルを感じられたこと、主演のDaniela Wircerの顔が好みなこと、テル・アヴィヴっぽさが出ていたところ(←他の人はそう思わなかったらしい)、それくらいかな?

ロンドンから参加しているこの映画祭のディレクターたちと上映後にJazz Cafeに行き、映画の感想タイム。やはり彼らもあまりこの映画はおもしろくないとのこと。焦点が曖昧すぎることと演技がひどいと。当然イギリス俳優たちのプロフェッショナルな演技とは比べられない。が、今回この映画祭のスタッフでもある友人のクリスはイスラエルに行ったことがないので「すんごくショッキングだった!」と言っていたが、何がショッキングだったのかは彼もよくわからないそうだ(笑)。

今日の夕方にもう一本、IDFのレバノン撤退を舞台にした映画「Beaufort」を観る。こちらは期待できそうな予感。

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