カテゴリー: 月と太陽の傾き

遠い道のり


(クリックすると発色が鮮やかな写真が見られます。機能的になぜこうしてあるのかよくわからない。)

さて、明日の日没からユダヤ界では、
ユダヤの人たちが十戒をシナイ山にて授かったことを祝うシャヴオットのお祭り。
シャヴオットでは男性はその翌朝まで徹夜で勉強する習慣あり。
ラビの家やイェシヴァ、シナゴーグなどで勉強会が開かれる。

それとはまったく関係ありませんが、
金曜にお魚を食べるカトリック。
そのカトリック国クロアチアの首都たるザグレブ。
金曜の魚市場は新鮮な魚パラダイス。
ウィークディよりも少々値段が張りはするものの、鮮度はかなりよろしい。
ぶーらぶーら、それほど広くないけどお魚いっぱいの魚市場の中を探索。
もちろん外は雨、カメラは持たず。
(こんなじゃじゃ降りの日にわざわざ外出するのはよっぽどのこと。笑)

(この機能があることに今気づいたりして。笑)

魚市場にはマス、イカ、カレイ、ヒラメ、赤い魚(ハチメとかの種類かと)、
鯛、黒鯛(の種類)、サーモン、アジ、イワシ、鯖。竜宮城の魚の舞。
故郷の味、食べ慣れた魚がいっぱい。
しかし昨日のお目当てはこれ、マグロなり。
日本向け(だけでもないと思うが)に南部でマグロの養殖もしているクロアチア。
毎日とはいかないが、ザグレブ、時々鮮度の良いマグロがお目見え。

おおっ、スリランカ産のマグロ、キロ200クナ少々。た、高いっ。
おおっ、地のマグロ、アドリア海で穫れたワイルドツナ?
野生のマグロ、養殖じゃないってことね。
「よく入って来るの?」
「そんなにないけどねー。たまにだよ」
キロ120クナ、そのマグロが解体されるのをじーっと眺めつつ、
おおっ???
視線が一点に釘付け。
これは・・・、
・・・トロ・・・?
おねえさん、これ、これ!これください!60クナ(45クナ=約千円)。 
買わずにはいられない。

ほとんど調理する場もない仮住まいのキッチンでさっそくおろす。
魚をおろすのはけっこう好きかもしれない。
油っぽいところはネギと合わせてネギトロに。
残はお味噌汁。
味噌はエルサレムから持って来たものと、
醤油と同じくザグレブのダウンタウンのbio&bio(自然食品店)で購入した
マクロビオティックの赤みそと混ぜて。
鍋で炊いたお米にリンゴ酢とお砂糖で酢飯、
少々風味に欠けるが贅沢は言わず。
日本から送った檜のおけで混ぜられるだけでもありがたい。
甘めの焼き卵。
残念ながら粉わさびはいつも使い切れずガチガチになるのでさび抜き。
ガリまでは到底作る気力なし(笑)。

さー、できました。
トロの握りとネギトロ巻き。
言うまでもなく、それはそれは美味しかったですヨ。
なんちゃって寿司ではあってもね。
お味噌汁も一口飲んではほーっとため息が漏れる。
やっぱりお味噌汁は偉大なり。
昔の人もこうして自宅の台所で一からお寿司を作ったのかな。
くるくる寿司、スーパーの寿司コーナー、
良くも悪くも日本は本当に便利な国に、時代になったものだ。

さて、食欲が満たされたところで、
心は満たされたかというと答えはノー。
うーんと唸りながら見つけた答えはやはりそれか。

本。講義。

つまり、ソウルとアタマに肥やしが足りない。
それが答え。
本が読みたい。日本語で。
エルサレムからザグレブの仮の宿に引っ越して以来の数ヶ月、
気がつけばなんと一冊しか本に目を通していない。
他の本は本宅の段ボールに入ったまま取り出せず、
春先にクロサワさんがご親切にも送ってくださった
「私家版ユダヤ論」を読んだっきり。
この本の感想も書こう書こうと思いつつ。
しかし本を一冊書くという大変な作業を知っているだけに酷評、
特にネットでの批評は避けたい。
なのでかなりかなり甘めの採点でC+、努力はみとめま賞。
以上、それが感想。

エルサレムでは毎日何かしら、
あちこちのシナゴーグやイェシヴァ(宗教学校)で公開講義が行われ、
学ぶことに不自由はまったくというほどなかったのだが、
ここではそうは行かない。
あー、困った困った。

しかしザグレブでもシャヴオットは勉強会はあるそうで、男女問わず参加可。
でもクロアチア語なんだなあ、これが。

Amazonで購入したもの:
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坂東玉三郎 舞踊集2「鷺娘」

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私自身の見えない徴

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古典落語

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遠い道のり” への14件のフィードバック

  1. もう、たまりませんね〜。文中にも出て来る通りスリランカでもマグロが獲れますが、その後の衛生状態が今ひとつなので未だ刺身にはチャレンジできていません(道路に直置き、ハエたかりまくり)。でも、実は魚をさばくのが苦手…っていうのも理由の一つなんですが(笑)。
    そちらはBio製品が充実しているようで良いですね。Bioの赤みそが手に入るなんて!
    刺身は怖いのですが、マグロを甘辛くそぼろにして日本から持って来た乾物を煮てちらし寿司をよく作ります。スリランカの椰子の木の花芽から採れる樹液で作ったビネガー、寿司飯を作るのにもってこいなんですよ。
    な〜んて負け惜しみで言ってみましたが(笑)、やっぱりトロの握りにはかなわない〜!!! (涙)

  2. イエスタディ伊藤さん。

    そぼろ!そういう手もあったか〜(笑)。
    今日は残ったマグロをフライにしましたぞいっ。
    これまたグー♪

    そうですね〜、ハエのたかった魚は・・・。
    しかもあの義姉さんとの共同キッチンもちょっとオソロシイかも(笑)。
    わたしはバナナの木が欲しいです〜。切実。

  3. わさび下さい!醤油も!!
    ところで、
    とろけそうなマゼンタの艶はスキンのせいか?
    不思議ですよね。
    おおトロは、見るからにうまそうです。

  4. お寿司~!
    ちからくさんってばちょっとした日本料理屋さんできる腕前だと思います。
    うちは週に3回村の魚屋さんが車で配達してくれるのですが、
    このごろは帆立の貝柱のいいのがあるので、それをバター醤油味にソテーすると。。。
    めちゃおいしいのです!
    それにしてもちからくさんのブログったら迷路のようで、不思議な小道を
    歩いてきてるみたいです。
    では、まったね~☆

  5. Shigeさん。

    うちはさび抜き、醤油抜きしか置いてね〜んだよ〜。
    って大将が。そんな寿司屋やだー(笑)。

    おそらくスキンなのかな。
    ここけっこう使いやすしですよ♪

  6. のらさん。

    お元気そうでなにより〜。
    お米屋さんに褒められちゃった(笑)。
    車での配達ものどかでええですなあ〜。
    迷路・・・わたしの人生がですか?(笑)

  7. 先日の帰国で、「鷺娘」観ました~♪
    (実は、初めて生の歌舞伎をみました・・・)
    「かぶきはともだち」という歌舞伎入門で、御化粧の実演とか、鷺娘の変身の種明かしとかあって、面白かったです。

    ドイツの猫は魚に無関心ですが(恐らく食べた事がないからでしょうね)、chikaさんちは・・・?
    取り敢えず無事に撮影できた御様子ですね。

  8. 先日は稚拙ブログにお越しいただきコメントまでちょうだいし、有り難うございました。クロアチアの蒼いの方は写真がきれいで、写真仲間に紹介してたくらいなんで、ご本人からのコメントびっくりしましたが、感激でした。

    ところでマグロ美味しそう!お料理の腕前も相当とお見受けしました。海外に住んでいても、ないなりにアレコレ工夫をしたり私もしますけど、クロアチアやエルサレムの世界はとっても想像がつきませんのでいつも感心してしまいます。
    こちらもまぐろがキロ4000円から7000円くらいするので、お寿司はもっぱら巻き寿司で、カリフォルニアロールや照り焼きチキンロールでもろなんちゃってです。日本に帰国の際は思いっきり、食べたい物ですね。

  9. こっちにも来たでぇ~!
    トロは美味そうやけど、マグロの養殖なんかしてるんかぁ?
    和歌山の近畿大学の試験場で、20年以上前からマグロの養殖の実験をしているけど
    まだまだ採算ベースではない、とか言うてたぞ~
    マグロを養殖しようとすると、共食いするらしい。

    ブリ、ちゅうかハマチは昔から養殖しとるけど・・・・うちの従兄弟も田舎でハマチの養殖やっとる!

    暑いわ~蒸し暑いわ~
    こういう時は、アレが食べたい!
    鱧!ハモの落とし・・・・梅肉をつけて・・・・・

    また、わし一人だけアホなコメントしよるんやなぁ~
    長いだけで意味の無いコメントの常連やでなぁ~

  10. くまさん。

    おお、鷺娘、観られたんですね!
    美しいですよねえ〜、玉三郎。幻想的。
    歌舞伎、意外とおもしろいものですよね。
    華やかだし、なんだかワクワクします。

    あら、ドイツ猫はお魚じゃないんですか。
    うちの二猫はわりと好きですよ。
    でもそれよりも何よりも、海苔なんですよ(笑)。
    海苔を出すと、くれ〜〜くれ〜〜!!ってそりゃあもう大騒ぎです。

  11. venus28 さん。

    こんにちはー。こちらまでどうもようこそ。何をおっしゃいまする、venus28さんのお家、いやー、憧れます、ほんとうに。ああいうシンプルでスタイリッシュなセンスがないものですから、惚れ惚れします。プールの新居計画もひそかにワクワクしておりますよ(笑)。へ〜、パースではマグロは高価なんですね。その辺に泳いでいそうな気さえするのに(笑)。

  12. Vavi博士。

    まいど〜♪ようこそ〜。何言ってんですか、博士。博士の独り語り、むっちゃおもしろいですよ。ハマりますよ(笑)。へ〜、マグロの共食い!マグロの胃の中もこれまたマグロ(笑)!こっちの養殖はどんな感じなのかまたチェックしてみますね。日本人の方がいらっしゃるそうですワ。ハマチのお刺身もおいしいですなあ〜。うー、かなり懐かしい味かも(笑)。

  13. あ、私が観られたのは勿論、別のお方の演じたものですが・・・。てへ。
    魚はやっても、海苔は誰にもやらんぞ(笑)!
    あ、でも見てみたいです。
    上顎にくっついても人間みたいに指を突っ込む訳にもいかないだろうし、食べにくくないんでしょうかね。

  14. くまさん。

    あ、それは失礼しました。
    今度は玉三郎さん、見られるといいですよ。美しいっす(しつこい?笑)。
    上あごね、たんたん(女の子のほう)が時々そのような状態に陥るようで(笑)。

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