葉っぱ

ダルマチア(南クロアチア)産のほうれん草が旨い冬のザグレブ。
大型スーパーの、いったいどこの産物かわからないのとはひと味ちゃうねん。
ドラツ市場でその小さなほうれん草たちを見ると、うれしくなって、
いつものおばちゃんとこで、いつも1キロまとめて買って来る。

špinat

špinat

シンクで水をじゃーじゃー流しながらザブザブ洗う。
だって、おいしそうな泥が葉っぱの裏にいっぱいついてるねんもん。

大きな鍋で

アマクテオイシイ

アマクテオイシイ

サッと茹でる。
このピンクなところがまた甘くってね。
ちらり、お醤油だけでも旨い。

アドリア海のお魚をプライパンでオリーヴオイルで焼いて、
その油でほうれん草とブリドヴァ
(和名=フダンソウ、オオサカではウマイナ、オキナワではンスナバーだって)と
コロマチ(ディル)、紫タマネギ、パプリカもサッとジャッと炒める。

ブリトヴァとほうれん草の炒めものはウマイナー。スマン…。

ブリトヴァとほうれん草の炒めものはウマイナー。スマン…。

お魚と野菜炒めにはガーリックのみじん切りを浮かべたオリーヴオイルで
風味豊かに。
健康、ダルマチアな食卓、デキアガリ。

250円でできちゃった。むふっ♪

ものがないよー、好みが合わんゾー、

そう言い続けて早いく年。
じゃないけれど。(笑)

もうこれ以上は自分の美意識の限界じゃ、
と、角のスーパーでペーパーナプキンを買った。
20枚入りで16クナ。エンで250円ナリ。
一枚12.5円、使ったナプキン6枚=75円!
むふっ♪
よいじゃない。

ベッドルームの小さな引き出し。
もうねー、
ここの前の住人の幼児が使っていたもので、
落書きやらなんやらでぐちゃぐちゃ、
その一家の新しい引っ越し先にも連れて行ってもらえずに
打ち捨てられていたものだから
見る度になんとなくこころがサムーくなっていた品。

もともとはこんなんよ。あ、側面もう貼付けちゃったけど。

もともとはこんなんよ。あ、側面もう貼付けちゃったけど。

正真正銘の乙女なたんたんチェック入ります。当然。

正真正銘の乙女なたんたんチェック入ります。当然。

どうせそのうちに新しいの買うし、
そう思ってとりあえず使用していたのだが、
そうは問屋が卸しませんザグレブ。

エルサレムですら
箪笥などに貼る、
ええっと、ああいうのってなんて言うんでしょうね、
壁紙じゃないけれど、
ビニールのシールっぽくて
反物みたいにくるくる巻いてあって。

ま、名前はなんでも、
そういう便利な子供騙しのものがあって、
それでもけっこう模様替えとかに使えたわけ。

だけどここの街なかではそれも見当たらないので(郊外の雑貨モールにはあるの?)、
しょうがないじゃない、
もうペーパーナプキンですヨ。
でもね、柄もいろいろあるし安いし、
乙女(←いくつ?)な花模様なんかもあるしね。

その3枚重ねのペーパーナプキンを一枚ずつ剥いで、
上の薄いプリント柄のものだけを
ふつうのノリでペータペータ、貼付けただけ。
細かいところは気にしない。
あ、やっぱりもうすこし丁寧に貼ればよかった気もするけど(笑)。
所要時間、一時間はかかったかも。

仕上げはマイスター・くーしのチェックで。どれどれ?

仕上げはマイスター・くーしのチェックで。どれどれ?

ハイ、たんたん乗せてできあがり。はがした残りのナプキンもちゃんと自分用に使うよ〜。

ハイ、たんたん乗せてできあがり。はがした残りのきれいなナプキンもちゃんと自分用に使うよ〜。

ちょっとトップがイマヒトツだけど、
たんたん乗せればわからないし。(笑)
ベッドルーム、電気も暗いし。(笑)

住めば都 ザグレブ編

こんなとこには住めん…とまでは言わなかったものの、
キョウト、カナザワ、ベルリン、
マンハッタン、ブルックリン、テル・アヴィヴ、エルサレム、
これまで住んで来た街でいちばん感覚が合わなかったザグレブ。

最後の生息地だったエルサレムと比べてみると。

家屋編
〜「ええやん〜♪」なこと
給油タンクのお湯じゃなく、
ガスで温められたお湯が蛇口をひねれば永遠かのように使える。(←日本なんかじゃふつう。でもポイントかなり高し!)
=お風呂の水張りだって余裕。
アパートなどの建物は古くとも、
外壁はふつうに厚く窓も二重窓なためすきま風少なし。
=冬場でも家が冷蔵庫と化さない。(←これもポイント高し!)

〜いまだに「おぉっ?」なこと
家賃が非常識(つまりバカ高い)。
これはイスラエルもおなじか・・・。

食べ物編
〜「ええやん〜♪」なこと
イスラエルのように荒野を開拓して植えた農作物ではないので
野菜や果物が瑞々しくナチュラルな味で旨い。(←またまたポイント高し!)
20年前のイスラエルのあのころのぶどうの味に似ている。
水も旨し。
お菓子も旨し。
クロアチア版のミルキー(チョコムース?)も売っている(笑)。
さすがにバンバはないけど(爆。スマン、ローカルネタで)。
食べ物に関しては圧倒的にクロアチアに軍杯あり。

〜いまだに「おぉっ?」なこと
パンは味がないか塩っぱすぎる。
ピタを焼いてローカルなトモダチにあげたら「なんで甘いの??」と驚かれ。
パンだって多少の甘みがないとねえ。
スパイス類の品揃えがイマヒトツ。
(まあ、エルサレム、一応中東ですからね、スパイス豊富すぎ!)
コリアンダーが売ってない。
ミントが固い。
ミントティーを頼んでも市販のティーバッグ(ミントの葉を入れてくれーっ!)。
エルサレム旧市街のアラビーでスパイシーなコーヒーがない。
(ボスニア、サラエヴォあたりならあるのか)

街なか編
〜「ええやん〜♪」なこと
トラムがかなり便利。
カフェがどこにでもある。
例えばギロのようなエルサレム郊外のベッドタウンでもローカル喫茶店多し。
小さなスーパーなんかも多い。
新聞やガムなどが買えるキオスクもあちこちにあり。
カフェやレストランのウェイターのマナーよし。
イスラエルのようにチップいらず。

〜いまだに「おぉっ?」なこと
あるだけでもあり難いと思わねば、のドラツ市場。
とはいうものの、冬場は午後3時頃、夏でも四時頃にはオワリ。
終うのが早すぎる。
エルサレムのマハネ・イェフダでは日によっては冬なら6時頃、
夏なら8時でも開いていた。(至極便利)
街なかにちょっとした日用雑貨店が少なすぎる。
物価が高すぎる。
ものがなさ過ぎる(エルサレム以上に)。
アジア食品店は皆無(けっこうキツいね、これ)。
夜の街灯が暗め。
タクシーの流しがない、タクシー運賃が極悪人(バカ高い)。
自転車がとても便利そうな街なのに、
自転車のセンスがいかつくしかも価格は非常識(バカ高い)。
センスの悪さと極悪価格はファッションにも反映、
ちょっとデザインがましだと思たブーツ一足3000クナって、
その辺の人の給料一ヶ月分ってあり得ない。
ほしい!と思える服+靴+バッグはなにも売ってない。
感覚的には神戸の高架下、
キラキラギラギラお水系、
ザーマス系、悪女系。
(イタリア系ファッション多しのスプリットはまだまし)

人々編
〜「ええやん〜♪」なこと
よくいえばしっかりと地に足がつき、
しかもやたらと人間くさく、
でもカフェなどでの奢りっこはごくごくふつう(笑)。
お澄ましザグレブといえども上辺だけの友情はあまり成り立たない。
ひょっとするとイスラエル人以上に人懐っこいことも。
よくもわるくもなにかとコネがものをいう。
お天道様の高い日中にカフェで何時間もだ〜らだ〜ら
友人と時間つぶし暇つぶししてても
罪の意識を感じない。
(まわりの大人もそうだから。笑)

〜いまだに「おぉっ?」なこと
脳みそガチガチ、
ナローマインド、プリミティヴな人が多い。
が、イスラエルのミズラヒ系プリミティヴには遥か遠し。
物事の運びがスローすぎる。
握手されると男女関わらず「むぎゅ〜〜〜っ!」と馬鹿力で
「ダーーーっ!痛ってーー!」手の甲の骨が砕けそう。
手もでかいし厚いし、
みんなバイトで土方でもしてたんかいな?ってなくらい。
それに比べるとイスラエリーとの握手は死んだ魚みたいにテロ〜ン。
やる気ナシかゲイっぽい。

風土編
〜「ええやん〜♪」なこと
はっきりした四季がある。
雪が降る。
木々が多い。
水、花、海、森、自然が美しい。
市内の公園にリスがいる。
雨が優しい(エルサレムでは大粒でガシャガシャ降りつける)。

〜いまだに「おぉっ?」なこと
乾燥度の高いエルサレムに比べ、
夏場、べたーっと湿気を感じる(他の国から来た人はかなり乾燥していると思うらしい)。
砂漠がなく寂しい。
死海がなく悲しい。
エイラットが遠い。
紅海も遠い。
乾いた景色やらくだ、ヤシの木が恋しい。
海に行くとテル・アヴィヴを懐かしく思う。

自分編
ここにも徐々に慣れて来たためそこそこ住みやすくなって来た。
とはいうものの、
いまだにイスラエルの癖が抜けず、
たとえば電話でのプラクティカルな対応、
食べ方が雑、身なりを気にしなさすぎ、
会話中の身ぶりがでかい、
会話がストレート、など、
あまりにもイスラエリー化しているので
周囲のザグレブな友人たちが戸惑うことアリ(笑)。

とりあえず
そんなとこかなー。

メモリー

ふしぎなものだ。
昨日いつなにを食べたのかすら思い出せないのに
何十年も前のできごとのかけらは憶えていたりする。

なんらかのインパクトが、
あるカタチでココロというチップに記憶され、
しかもそれらはかなり自分の都合に合わせてリメイクされ、
脳内のスクリーンにほんとうのことのように映し出される。

わたしの、幸いにも唯一の戦時下体験、
もう10年ほどになるエルサレムでの戦々恐々とした日々も
当時の映像の断片がココロチップに残っていても
あのときの口にもできなかった恐れや悲しみは
もうふるいにかけられ変化したものとなって、
ああ、そんなこともあったねって。

再生とリヴァースと想像と創造。
あたまチップはもうメモリー不足で
余裕がない。

メールの返事やらなんやら、いろいろ滞ってます。
ごめんねー。
メモリーに空きができたら。

memories

memories

ハラヘッタナー。

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