2008/12/29 at 6:40 pm (月と太陽の傾き)
咽がガラガラ、鼻はブスブス。
風邪ひきましてん。
ザグレブ、このところ氷点下な毎日、毎晩。
今日なんて、イェラチッチ広場の温度計は午後一時で−3℃。
中東に慣れた身にはシベリアみたいだ。
そしてわたしはそんな中、
今日もギズモ(勝手に命名)にごはんを届けに「石の門」へ。
この石の門に掲げられたマリアの絵に、
毎日たくさんの人が祈りにやってくる。
だけど、ギズモにごはんを持って来るヒトなんて
誰もいない…
自分のこと、家族のこと、祈りには来るけれど、
ノラ猫のことまでは知りません、か。
ま、世の中、そんなもんだ。



今日は石の門のしたの通りで会えたよ。
ううっ、
かわいすぎるゼ、ギズモ。
いや、もんのすんごーくぶっさいく、なんやけど、
だけど素直でかわいいヤツ。
おなかいつもぺこぺこ、
今日もゴミ箱漁ってたし…。
ウィスカスの半生タイプ、三つも平らげたし。
昨夜もそうやったよね。
数ヶ月前、はじめてここで会ったときも、
おなかをすかせて声もでなかったギズモ。
慌てて近くの店で買ってきたウィスカスに、
ギズモはもう息もつかずにまさに猫夢中。
それからはもってきたごはんをすっかり食べたら
ちゃんとありがとうって、
ひざの上に乗ってきてはゴロゴロゴロ。
顔にスリスリしてくるギズモ。
ほんと、ここしばらくむっちゃ寒いもんね。
ギズモ、…うちに来るかい?
それとも、
寒くってもおなかが減ってもここで自由なほうがいいかい?
うーん…。
うーん…。
もううちには二匹いるから三匹でもいっしょなんやけど、
オス猫のギズモを連れて帰ったら、くーし、すごいショックやろうなあ。
それもまたかわいそうやなあ。
たんたんはどーかなあ…。
うーん…うーん…でも寒いしね、ほんま。
どないしょ?
…まずは、風邪、治そっと。
ちなみに、ザグレブではこういうまん丸っちい猫をよく見る。
まん丸顔に、ビール樽ならぬワイン樽のまん丸ボディー、
そんでもってちょっと短めのおみ足にねずみのしっぽ。
なので、くー&たんみたいな猫は「見たことがない!」とまで言われ、
これがスプリットに南下するとふつうの細長体系になり、
そして海を越えてエルサレムになるとたんたんみたいな
ふわっふわの毛長猫がノラだったりする。
そして地中海ぞいのヤッフォなんかだと
エジプトっぽい細ナガーーーイ猫をよく見かけた。
おもしろいね。
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2008/12/28 at 11:06 pm (勝手にレシピ備忘録)

最近、よくぶれる。
集中力が足りないから、
テキト—だから、
情熱じゃないから、
だから、ぶれる。
うん、当分こんな感じやなあ、きっと。
今日は来月の写真展の打ち合せに行って来たよー。
展は来月半ばか後半ですな。
ま、なんにしたって、
そのうちなんとかなるでーしょーおー。
夜はドラツ市場の魚屋さんで買って来た
新鮮なサーモンをおさしみで。
いつもは刻んだネギとおしょうゆで、
新鮮だからひねりはいらない。
今日はちょい遊んでみた。
美味しい柿があったんやんか。
そう、これもドラツで買って来るよ。
Japanska Jabuka、
そ、ヤパンスカ ヤブカ、
日本のりんごって言うねんて。
「日本の実家に柿の木があるよー。
昔よく屋根の上に登って穫ったでー」
そうザグレブッ子の知人にいったら、
「えっ?ほんとにこの実が木に鈴なりになるの?」
「えっ?そりゃなるでー(笑)。なんでやー?」
ふしぎな会話が生まれたのでした。
そのふしぎな柿とサーモン、刻みネギ、
そこにぎゅぎゅーっと搾ったレモン、おしょうゆ。
サーモンと柿の甘さがなかなかフルーティで新鮮で
だけどちょっととろーん、
ひとつ、アクセントが欲しいなあ。
…あ、せやっ、コリアンダー!
香菜があれば、きゅっ、
引き締まってばっちりやんかいさ。
エルサレムならシュークでもどこでもあるのにね、
クロアチアには売ってへんなあー。
お正月の変わり一品にもなるかもね。
でも男性よりも女性向けな味、かもヨ。
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2008/12/28 at 7:44 am (月と太陽の傾き)
ここによく出没する。この街にだってたくさんほかにカフェはあるけれど、なぜかけっきょくここなんだ。広場だって見渡せるし、なんていっても大好きなトラムが行き交う様子、人々が乗ったり降りたり、そんな日常のざわめきを感じるのがなんだか好きなんだろうなって。
ひさしぶりにピタッときたケーキを見つけた。茹でた栗をペーストにしてバタークリームといっしょに巻いたもの。上にかかったチョコレートも甘すぎず、でもほんとうはいらないから、最初にそこだけ食べちゃう。
グラニュー糖がプチプチしたバタークリームがどうにもクリスマスっぽくって、なんだか懐かしい味。幼稚園の頃、お誕生日に特別に、四条河原町のユーハイムで買ってもらったあの白いバターケーキに似た味なんやなあ。そんなちょっとした発見、ちょっとしたシアワセ、それがほんとうにシアワセだったりする。ね。ねえ、みんな、すぐそこにあるちいさなシアワセ、見つけていこうよ。
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2008/12/26 at 5:29 pm (月と太陽の傾き)
飯島の愛チャンが
どうしてあんな死に方をしなくてはならなかったのか。
それは愛チャンが自分に正直に生きて、
そして一生懸命ヒトのことを思って生きてきたからさ。
あー・・・、イテテテッ・・・。
ヒトって残酷だ。
人生って残酷だ。
時にはね。
そんな愛チャンが好きだった。
まっすぐすぎて正直すぎて
みててハラハラするぐらい。
だから好きだった。
だけどそんなまっすぐだったり、
他人のことを思いやれるヒトは
この醜い世の中で生きていくのは大変だ。
きっと愛チャンも
とても辛く寂しいことが多かったんだろうな。
ほんとうに心がイテテテテ・・・。
そして、西暦の一年のおわり、
あたしのこの一年はといえば。
どーもイマヒトツ、
テンションが下がったままだった。
ぶっちゃけていえば、
これまでは知らなくてもよかったし
知りたくもなかったヒトの醜さ猾さ悪さ、
裏と表、
これでもかってくらい
そんなことを目の当たりにした、
そんなことがたくさんあった年。
そんなパンチをいくつか次々とボディーに喰らって、
そこから回復仕切れてない、
そんな感じ。
ヒトの毒気にあたると
あたしはきゅーーーっと魂を吸い取られ、
ヘロヘロになる。
だから今年は、あー、
とんでもイテテテテでヘロヘロな年。
でも幸いにもそんな中でも
誰かにメッタメタに再起不能なほどに騙されたとか、
死にたくなるほどこころに痛手を負ったとか、
そんなことには至らなかったのは感謝感謝、そして感謝。
生きていて出会うあまりにも理解できない理不尽なこと、
あたしはこう考えることで納得した。
そんな辛いことの一つや二つがそばにないと、
きっとこれまでのあたしの人生、よすぎるやんか。
正と負、それでトントン、プラスマイナスオッケー、
今はちょっとマイナスが多いかな?ぐらいでも
その次はきっとプラスになって戻って来るサ。
だからこれぐらいの負がうろちょろしててくれるのって、
ほんまはええことなんちゃうやろか〜。
だからこれでいいのさー。
ってなかんじでね。
なんて、
そんなこと言いつつも、
やっぱりニンゲンシャカイって、
ヒュー、ドロドロ〜なお化け屋敷。
怖かったり辛かったり、
見たくないもん見てしまったり。
だけどお化け屋敷にだって、出口はあるから。
おっかなびっくり、
どのみち出会うおばけたち。
それがわかってるなら覚悟して、
おどろかないよう、傷つかないよう、
たましいを吸われないようせいいっぱい、
ゆるゆると行きましょうか。
美しいたましいのヒトたちだって
たくさんいるんだからね。
だけど、正直、
来年はもう少し気分的に浮上したいなあ。
たましいに美しいものを、栄養をあげたい。
わたしてき、にはね、ねえ、愛チャン。
また、むこうで会おう。
クリスマスの日、
ザグレブは愛チャンのために粉雪が舞っていたよ。
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